パレスチナのWataniya Mobileがブランド名をOoredooに変更
- 2018年11月30日
- 海外携帯電話
カタールのOoredooの子会社でパレスチナの移動体通信事業者(MNO)であるWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyはブランド名を変更した。
これまでWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyはブランド名をWataniya Mobileとして展開してきたが、パレスチナのヨルダン川西岸地区のラマラにあるミレニアム ホテル ラマラで説明会を開催しブランド名をOoredooに改めた。
Ooredooは中東を中心に複数の国でブランド名をOoredooとして移動体通信事業を展開しており、Wataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyは親会社とブランド名を統一するため、ブランド名をOoredooに変更したと説明している。
Wataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyはパレスチナを構成するヨルダン川西岸地区およびガザ地区を事業対象区域としており、ガザ地区では2017年に移動体通信サービスを開始し、ヨルダン川西岸地区では2018年に第3世代移動通信システム(3G)を導入した。
OoredooによるWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyへの出資比率は間接的に44.6%であるが、OoredooはWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyを子会社と位置付けている。
OoredooはクウェートのNational Mobile Telecommunications Company (NMTC)を通じてWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyに出資しており、OoredooによるNational Mobile Telecommunications Companyへの出資比率は92.1%で、National Mobile Telecommunications CompanyによるWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyの議決権持分は51%以上となっている。
Ooredooの意思と同一の議決権を行使すると認められる子会社がWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyの議決権の過半数を持つため、OoredooはWataniya Palestine Mobile Telecommunications Public Shareholding Companyを子会社としている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。