iPhone XSとiPhone XS Maxが香港SmarToneのLAAに対応
- 2018年12月11日
- Apple関連
米国のAppleが発売したスマートフォン「Apple iPhone XS」および「Apple iPhone XS Max」は香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)が提供するLAA (Licensed Assisted Access)に対応したことが分かった。
SmarTone Mobile Communicationsは2018年8月末にLAAを商用化し、当初の対応端末はSony Mobile Communications製のSony Xperia XZ2 Premiumのみとなっていた。
Apple iPhone XSおよびApple iPhone XS MaxはLAAに対応しているが、発売当初はSmarTone Mobile CommunicationsのLAAに非対応となり、発売後のソフトウェアのアップデートによってSmarTone Mobile CommunicationsのLAAに対応した。
米国時間で2018年10月30日より配信を開始したiOS 12.1またはそれ以降のバージョンのiOSを導入したApple iPhone XSおよびApple iPhone XS MaxではSmarTone Mobile CommunicationsのLAAを利用できる。
なお、LAAはアンライセンスバンド(非免許帯域)でLTE通信を利用する技術である。
アンライセンスバンドでLTE通信を利用する技術としてはLAAのほかにLTE-U (LTE-Unlicensed)やMulteFireも存在するが、MulteFireはアンライセンスバンドのみでLTE通信を行う。
LAAおよびLTE-Uはライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する技術となる。
LAAにはLBT機能があり、LTE-UにはLBT機能がなく、LBT機能の有無がLAAとLTE-Uの主要な違いのひとつである。
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