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カタールのOoredooとVodafone Qatarが5G向け周波数を取得



カタールの政府機関で電気通信分野の規制を担う通信規制庁(Communications Regulatory Authority:CRA)はカタールの移動体通信事業者(MNO)に対して第5世代移動通信システム(5G)向け周波数を割当した。

カタールの移動体通信事業者であるOoredooおよびVodafone Qatarは2018年12月31日付けで通信規制庁より5G向け周波数の割当に係る通知を受けたという。

OoredooおよびVodafone Qatarが取得した5G向け周波数はいずれもサブ6GHz帯の3.5GHz帯の100MHz幅となり、商用での利用権は2019年1月1日より有効となる。

5G向け周波数の割当に係る条件に従い、OoredooおよびVodafone Qatarは2020年末までに人口過密地域を5Gの提供エリアとする必要がある。

なお、人口過密地域にはすべての主要な道路、高速道路、2022 FIFAワールドカップの会場が含まれる。

2020 FIFAワールドカップの会場としては競技場とファンゾーンの両方を整備の対象と指定している。

これまで、OoredooおよびVodafone Qatarは試験用に割当された3.5GHz帯の周波数を利用して5Gの試験を実施していた。

5Gの試験では商用機器も利用していたが、試験用に割当した周波数をそのまま商用に割当したため、すでに設置した5Gの商用機器を5Gの商用サービスでも利用する計画である。

なお、カタールの移動体通信事業者に対する5G向け周波数の割当に先立ち、カタールを含めたアラブ諸国の間では3.5GHz帯を5Gで利用することで合意しており、その後に複数のアラブ諸国で各国の電気通信分野の規制当局が5G向けに3.5GHz帯を正式に割当している。

通信規制庁

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