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オマーン当局、第3の携帯電話事業者の選定が最終段階に



オマーンにおける第3の移動体通信事業者(MNO)の選定は最終段階にあることがオマーンメディアの報道で分かった。

オマーンの政府機関で電気通信分野の規制を担うオマーン電気通信規制庁(Telecommunications Regulatory Authority Oman:TRA)は第3の移動体通信事業者の選定が最終段階にあると明らかにしたという。

オマーン電気通信規制庁は第3の移動体通信事業者のライセンスを発給するにあたり、2016年11月より申請の受け付けを開始したが、入札は実施せずにライセンスの発給を延期していた。

競争環境を適正化して妥当な料金でより良いサービスを実現するため、オマーン電気通信規制庁は第3の移動体通信事業者を迎え入れる計画である。

なお、オマーンの既存の移動体通信事業者はOman Telecommunications Company (Omantel)とOmani Qatari Telecommunications Companyの2社である。

Oman Telecommunications Companyはオマーンの政府系ファンドであるOman Investment Fund (オマーン投資基金)が株式の51%を保有する政府系企業となる。

Omani Qatari Telecommunications CompanyはカタールのOoredooの子会社で、Ooredooが株式の55%を保有している。

第3の移動体通信事業者は2019年初めに決定する予定である。

なお、オマーン電気通信規制庁は第5世代移動通信システム(5G)向けの周波数も割当しており、Oman Telecommunications Companyは3400.0~3500.0 MHz、Omani Qatari Telecommunications Companyは3500.0~3600.0 MHzを割当し、第3の移動体通信事業者は3600.0~3700.0 MHzで5Gを導入することになる。

Oman Observer

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