DRコンゴでSMSとインターネットを遮断、在DRC日本国大使館も注意喚起
- 2019年01月04日
- 海外携帯電話
コンゴ民主共和国(旧ザイール:以下、DRコンゴ)の移動体通信事業者(MNO)などはSMSの送信やインターネットの利用を遮断したが、これについて在DRコンゴ日本国大使館が注意を呼びかけた。
DRコンゴでは2018年12月31日以降、DRコンゴ政府の指示によってSMSの送信やインターネットの利用が遮断された状況となっている。
そのため、一部のホテルではインターネットを利用できるが、DRコンゴでは各種情報の適時入手が困難な状態にあるため、在DRコンゴ日本国大使館はDRコンゴに滞在する日本国民に対して慎重な行動を心掛け、安全確保に努めるよう求めている。
DRコンゴでは2018年12月30日に当初の予定より2年遅れで大統領選が実施されたが、投票結果に対する民衆の蜂起を防ぐ目的でSMSの送信とインターネットの利用を遮断した。
これからのスケジュールとしては2019年1月6日に暫定結果を発表、2019年1月15日に最終結果を発表、2019年1月18日に大統領宣誓式を予定しており、2019年1月6日以降は治安情勢が悪化する可能性があるという。
在DRコンゴ日本国大使館の公式ウェブサイトには注意喚起を掲載しておらず、外務省(Ministry of Foreign Affairs of Japan:MOFA)が提供するたびレジの登録者に電子メールを通じて配信しており、DRコンゴに滞在する計画またはDRコンゴに滞在中でインターネットを利用できる場合はたびレジに登録すると迅速に情報を入手できると思われる。
なお、音声通話は遮断されておらず、DRコンゴにおける有効な連絡手段として活用できる。
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