ファーウェイ、5G NRに対応したマルチモード通信モデムHiSilicon Balong 5000を発表
- 2019年01月27日
- その他モバイル端末
中国のHuawei Technologies (華為技術)および同社の全額出資子会社で中国のHiSilicon Technologies (深圳市海思半導体)は携帯端末向け通信モデム「HiSilicon Balong 5000」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応した商用のマルチモード通信モデムである。
世界で最もパワフルな5Gモデムと称している。
5G、第4世代移動通信システム(4G)、第3世代移動通信システム(3G)、第2世代移動通信システム(2G)を利用できる。
対応する5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式となる。
NR方式はNR方式単独で動作するスタンドアローン(SA)およびLTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)の両方に対応する。
また、NR方式の周波数はサブ6GHz帯のFR1およびミリ波(mmWave)のFR2を利用できる。
通信速度はFR1の200MHz幅で下り最大4.6Gbps/上り最大2.5Gbps、FR2の800MHz幅で下り最大6.5Gbpsとなる。
HiSilicon Balong 5000の発表に合わせて、HiSilicon Balong 5000を採用した最初の商用端末としてHUAWEI 5G CPE Proも公開している。
なお、HiSilicon Balong 5000はKirin 980と組み合わせて商用のスマートフォンに導入することが可能である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。