ロシア4大携帯電話事業者のLTE基地局数、1位はMegaFon
- 2019年02月16日
- 海外携帯電話
ロシアの政府機関であるロシア連邦通信局(Federal Service for Supervision in the Sphere of Telecom, Information Technologies and Mass Communications:Roskomnadzor)は2018年12月末におけるLTE方式の基地局数を公開した。
集計対象はロシアが実効支配するクリミア半島を除いたロシア全土を対象区域とする移動体通信事業者(MNO)が運営するLTE方式の基地局で、具体的な集計対象の移動体通信事業者はMegaFon、Mobile TeleSystems (MTS)、T2 RTK Holding、VimpelComである。
なお、T2 RTK HoldingはスウェーデンのTele2と締結したブランドライセンス契約に基づきTele2ブランド、VimpelComはBeelineブランドで展開している。
T2 RTK Holdingは持株会社で、傘下の事業会社を通じて移動体通信事業を手掛けており、事業会社はT2 Mobile、Saint-Petersburg Telecom、ACOSとなる。
T2 Mobile、Saint-Petersburg Telecom、ACOSはそれぞれ対象区域が異なり、実質的に地域ごとに連携する1の者とみなされる。
参考までに、T2 MobileはSaint-Petersburg TelecomおよびACOSの対象区域を除いたロシア全土、Saint-Petersburg Telecomはサンクトペテルブルク連邦市、レニングラード州、ヴォログダ州、プスコフ州、ACOSは沿海地方が対象区域である。
2018年12月末におけるLTE方式の基地局数はMegaFonが前年同期比31.1%増の86,435局、Mobile TeleSystemsが前年同期比35.6%増の61,304局、T2 RTK Holdingが前年同期比122.7%増の49,647局、VimpelComが前年同期比61.8%増の42,666局となった。
LTE方式の基地局数はMegaFonが1位を維持し、T2 RTK Holdingは2018年のうちにVimpelComを抜いたことが分かる。
最も少ないVimpelComはMegaFonの半数未満にとどまる。
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