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ソニーが体制変更、スマホを担うMC事業はEP&S事業に



Sonyは2019年4月1日付けで体制の変更を実施すると明らかにした。

Sonyはイメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)事業、ホームエンタテインメント&サウンド(HE&S)事業、モバイル・コミュニケーション(MC)事業を2019年4月1日付けで統合し、2019年4月1日より新たに発足するエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)事業とする。

これまで、連結業績報告のセグメント区分ではイメージング・プロダクツ&ソリューション事業をイメージング・プロダクツ&ソリューション分野、ホームエンタテインメント&サウンド事業をホームエンタテインメント&サウンド分野、モバイル・コミュニケーション事業をモバイル・コミュニケーション分野として個別に分野別業績開示を実施してきたが、体制の変更に伴って2019年度より連結業績報告におけるセグメント区分も変更される。

2019年度の連結業績報告からはイメージング・プロダクツ&ソリューション分野、ホームエンタテインメント&サウンド分野、モバイル・コミュニケーション分野で個別に分野別業績開示を行わず、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業をエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野として分野別業績開示を行う。

なお、イメージング・プロダクツ&ソリューション分野には主に静止画および動画カメラ事業、ホームエンタテインメント&サウンド分野には主にテレビ事業、オーディオおよびビデオ事業、モバイル・コミュニケーション分野には主にスマートフォンを含めた携帯電話の製造および販売とインターネット関連サービス事業が含まれており、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野はイメージング・プロダクツ&ソリューション分野、ホームエンタテインメント&サウンド分野、モバイル・コミュニケーション分野のすべての事業を含むことになる。

2018年12月31日に終了した9ヶ月間となる2018年度第3四半期累計の連結売上高はイメージング・プロダクツ&ソリューション分野が5,161億円、ホームエンタテインメント&サウンド分野が9,358億円、モバイル・コミュニケーション分野が3,875億円であり、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野に統合されるセグメント区分ではモバイル・コミュニケーション分野が最も規模が小さい。

モバイル・コミュニケーション分野として個別に分野別業績開示が行われず、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野として分野別業績開示を行うことで、モバイル・コミュニケーション分野に含まれた事業のみの業績が分かりにくくなる可能性がある。

Sony

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