総務省が2018年Q4の携帯電話・PHS・BWAの契約数を公開
- 2019年04月05日
- 携帯電話総合
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告などに基いて、2018年第4四半期末(2018年12月末)における電気通信サービスの契約数および占有率を公表した。
携帯電話、PHS、BWA(広帯域移動無線アクセス)を含めた移動系通信の契約数は前年同期比4.0%増、前期比0.9%増の1億7,778万件となり、単純合算では2億4,058万件となった。
移動系通信のうち携帯電話の契約数は前年同期比4.5%増、前期比1.0%増の1億7,484万件である。
携帯電話のうちLTEの契約数は前年同期比14.3%増、前期比2.9%増の1億3,139万件で、携帯電話の契約数に占める割合は75.1%となっている。
また、移動系通信のうちPHSの契約数は前年同期比23.0%減、前期比4.2%減の215万件まで減少した。
BWAの契約数は前年同期比14.6%増、前期比2.8%増の6,352万件となった。
移動系通信の契約数における事業者グループ別の占有率はNTT DOCOMOが前年同期比1.0ポイント減、前期比0.2ポイント減の38.1%、KDDIグループが前年同期比0.3ポイント増、前期比変動なしの27.5%、SoftBankグループが前年同期比0.5ポイント減、前期比変動なしの22.9%である。
仮想移動体通信事業者(MVNO)への提供に係る回線を含めると、事業者グループ別の占有率はNTT DOCOMOが43.6%、KDDIグループが30.8%、SoftBankグループが25.5%となっている。
なお、移動体通信事業者(MNO)である仮想移動体通信事業者の契約数を除いた仮想移動体通信事業者の契約数は前年同期比15.5%増、前期比2.5%増の2,036万件となり、移動系通信における占有率は前年同期比1.2ポイント増、前期比0.2ポイント増の11.5%となった。
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