HUAWEI Mate 20 X 5G (EVR-AN00)はNR FR1で下り最大4.6Gbpsに
- 2019年04月28日
- Android関連
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom/中国聯通)は中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI Mate 20 X 5G (EVR-AN00)」の第5世代移動通信システム(5G)に関する情報を公開した。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 980を搭載しており、5Gの通信モデムとしてはHUAWEI Kirin 980と組み合わせられるHiSilicon Balong 5000を搭載する。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式となる。
NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されており、HUAWEI Mate 20 X 5GはSAとNSAの両方に対応している。
周波数は6GHz帯以下のFR1のみに対応しており、NR方式のSAでは通信速度が下り最大4.6Gbpsに達する。
ただ、下り最大4.6Gbpsは200MHz幅を利用時の通信速度であり、China United Network Communicationsが5G向けに保有する周波数は100MHz幅のみであるため、China United Network CommunicationsにおけるNR方式のSAでは通信速度が下り最大2.3Gbpsとなる。
China United Network Communicationsが5Gの商用化に先立ち実施する5Gのトライアルにおいて、HUAWEI Mate 20 X 5Gを含めた複数の5Gに対応したスマートフォンや据置型無線LANルータを利用する予定である。
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