中国聯通がHUAWEI Mate 20 X 5Gを公開
- 2019年04月20日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はスマートフォン「HUAWEI Mate 20 X 5G (EVR-AN00)」を準備していることが分かった。
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom)がWeibo (微博)を通じてHUAWEI Mate 20 X 5Gを公開している。
China United Network Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)の試験でHUAWEI Mate 20 X 5Gを使用する模様で、最初の実機がChina United Network Communicationsに配備されたという。
HUAWEI Mate 20 X 5Gの詳細なスペックは公開されていないが、通信方式以外の基本的なスペックはほとんどHUAWEI Mate 20 Xと同等と思われる。
ただ、電池パックの容量などスペックの一部がHUAWEI Mate 20 Xから変更される模様である。
HUAWEI Mate 20 XはチップセットにHUAWEI Kirin 980を搭載するため、HUAWEI Mate 20 X 5Gでは5Gの通信モデムとしてHUAWEI Kirin 980と組み合わせられるHiSilicon Balong 5000を搭載する見込み。
China United Network Communicationsは5Gとして標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入し、NR Bandとしてはn78を採用することが決まっている。
そのため、HUAWEI Mate 20 X 5Gは少なくともn78には対応することが分かる。
HUAWEI Mate 20 X 5GはHUAWEI Mate 20シリーズの最上位機種であるHUAWEI Mate 20 ProではなくHUAWEI Mate 20 Xがベースとなるが、本体の小型化などで課題が存在することから大型のHUAWEI Mate 20 Xをベースとした可能性がある。
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