ユニバーサルサービス料を改定、7月利用分から3円に
- 2019年04月25日
- 携帯電話総合
NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankおよびWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)はユニバーサルサービス料を改定すると発表した。
電気通信事業法に定められたユニバーサルサービス制度の番号単価の改定に伴い、2019年7月利用分(2019年8月請求分)からユニバーサルサービス料を改定する。
2019年6月利用分までの改定前のユニバーサルサービス料は1の電話番号あたり月額2円であるが、改定後の2019年7月利用分からはユニバーサルサービス料が月額3円となる。
少なくとも2019年12月利用分までは2019年7月利用分と同額のユニバーサルサービス料が適用される。
なお、ユニバーサルサービス制度はNippon Telegraph and Telephone West Corporation (西日本電信電話:NTT西日本)およびNippon Telegraph and Telephone East Corporation (東日本電信電話:NTT東日本)による加入電話、公衆電話、緊急通報を含むユニバーサルサービスの提供の確保に必要な費用の一部を通信事業者全体で電話番号数に応じて負担する制度である。
NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBankおよびWILLCOM OKINAWAでは一般社団法人 電気通信事業者協会(Telecommunications Carriers Association:TCA)が公表した番号単価をユニバーサルサービス料として利用する電話番号数に応じて負担を求めている。
なお、SoftBankが提供するシンプルスタイルの場合は、ユニバーサルサービス料が1回のリチャージにつき8円となっている。
シンプルスタイルではリチャージの回数ごとにユニバーサルサービス料の負担を求めており、2019年7月4日以降のリチャージが改定後のユニバーサルサービス料を適用する対象となる。
無料チャージ付きシンプルスタイルプランで4,000円または5,000円付きプランを契約した場合は8円、10,000円付きプランを契約した場合は16円の負担を求めている。
各社のユニバーサルサービス料の対象となるサービスや契約など詳細は各社の公式ウェブサイトで確認できる。
また、ユニバーサルサービス制度の詳細や番号単価の算出に関しては一般社団法人 電気通信事業者協会の公式ウェブサイトで公表されている。
NTT DOCOMO
KDDI
SoftBank
一般社団法人 電気通信事業者協会
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。