ベトナムのVsmart、ミャンマー・ロシア・ウクライナのスマホ市場に参入へ
- 2019年05月02日
- Android関連
ベトナムのVingroupの子会社であるVinsmart research and manufactureはミャンマー(ビルマ)、ロシア、ウクライナのスマートフォン市場に参入することが外国メディアの報道で分かった。
近くミャンマーのスマートフォン市場に参入する予定で、ロシアやウクライナのスマートフォン市場への参入も計画しているという。
Vinsmart research and manufactureはVsmartのブランド名でスマートフォンを展開している。
2018年12月に第一弾のスマートフォンをベトナムで発売しており、2019年3月には初めての国際展開としてスペインのスマートフォン市場に参入した。
ミャンマーではベトナムが存在感を高めており、2016年には対ミャンマーの国別外国直接投資でベトナムがシンガポールに次ぐ2位に上がった。
なお、ミャンマーにはシンガポール法人を通じた投資が多く、日本企業でもシンガポール法人を通せば投資国はシンガポールと判断される。
このような状況でベトナムが2位であることは、1位に匹敵するほどの存在感とも言える。
ミャンマーのスマートフォン市場は決して規模が大きいわけではなく、スマートフォンの需要は落ち着きの傾向にあるが、ベトナムの存在感が高い事業環境下でVinsmart research and manufactureは勝機ありと判断した可能性が高い。
ロシアとウクライナではフランスのARCHOSの販売代理店を通じて販売する計画と思われる。
Vinsmart research and manufactureはARCHOSと資本提携および業務提携を締結しており、業務提携ではARCHOSが欧州におけるVsmartのブランドを冠したスマートフォンの販売代理店となることで合意した。
ARCHOSはロシアとウクライナで販売代理店を有するため、ARCHOSの販路を通じてVsmartのブランドを冠したスマートフォンを販売する見込み。
なお、Vingroupの子会社でベトナムのVinTech Technology DevelopmentはBQのブランドで展開するスペインのMundo Readerを買収し、Vinsmart research and manufactureとMundo Readerは業務提携を締結しており、スペインではMundo ReaderがVsmartのブランドを冠したスマートフォンを販売している。
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