ASUSが2019年Q1の業績を発表、不振のスマホ事業は赤字
- 2019年05月09日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)は2019年第1四半期の業績を発表した。
2019年第1四半期の連結売上高は前年同期比7.3%減の835億300万台湾ドル(約2,970億6,054万円)、当期純利益は前年同期比8.1%減の21億8,700万台湾ドル(約77億7,402万円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したことになる。
スマートフォン事業の業績が個別に開示されており、スマートフォン事業の売上高は78億3,300万台湾ドル(約278億6,577万円)、当期純損失は5億5,400万台湾ドル(約19億7,101万円)である。
ASUSTeK Computerの連結売上高のうちスマートフォン事業が占める割合は9.4%にとどまり、10%にも満たない状況となっている。
また、2019年第1四半期もスマートフォン事業は赤字となり、依然としてスマートフォン事業の苦戦が続いている。
ASUSTeK Computerはスマートフォン事業の不振を受けてスマートフォン事業の戦略転換を決定しており、戦略転換に基づいた再編は2019年上半期のうちに完了するという。
ゲーマーおよびエキスパートユーザーに焦点を当てたスマートフォンに注力する方針で、選択された市場において最強のパフォーマンス、最高のデザイン、最高の品質を備えたスマートフォンの発売を目指す方針である。
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