ベトナムVingroupと韓国SK Groupが資本提携へ、戦略的提携で合意
- 2019年05月17日
- 海外携帯電話
ベトナムのVingroupはSK Groupを統括する持株会社で韓国のSK Holdingsと戦略的提携で合意したと発表した。
戦略的提携には資本提携が含まれており、SK HoldingsはVingroupの発行済株式の約6.1%を10億米ドル(約1,099億円)で取得する。
Vingroupはベトナム最大の複合企業で、不動産開発、流通、ホテルおよびリゾート、携帯端末、自動車などの様々な分野に進出している。
特に携帯端末や自動車など技術分野の強化に注力しており、SK Holdingsが保有する情報通信技術を活用してさらなる成長を目指す狙いがある。
なお、Vingroupは子会社を通じてスマートフォンを含めた携帯端末の開発、製造、販売などを手掛ける。
Vingroupの子会社であるVinsmart research and manufactureが携帯端末の開発、製造、販売を担当しており、自社ブランドとしてVsmartブランドを展開している。
また、Vingroupの子会社であるVinTech Technology DevelopmentはBQブランドを展開するスペインのMundo Readerを買収しており、VsmartブランドのスマートフォンにはMundo Readerが保有する技術が生かされている。
Vinsmart research and manufactureはフランスのARCHOSに出資することも決定しており、新株予約権を行使してARCHOSを子会社化する権利も有する。
スペインではMundo ReaderがVsmartブランドのスマートフォンを販売しており、ほかの欧州ではARCHOSがVsmartブランドのスマートフォンを販売する予定である。
ほかにVingroupは子会社のVinpro business and trading serviceを通じて携帯端末などの販売も手掛けている。
Vinpro business and trading serviceはベトナムで家電量販店のVinProおよび携帯電話小売店のVienthongAを展開している。
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