米AT&TがGalaxy S10 5Gを6月17日に発売、法人顧客と開発者限定で
- 2019年06月15日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobilityは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G」を2019年6月17日に発売すると発表した。
ただ、2019年6月17日の発売時点で販売の対象は法人顧客や第5世代移動通信システム(5G)の開発者のみに限られる。
AT&T Developer Programを通じて法人契約であるAT&T Businessの顧客および5Gの開発者に提供する予定という。
内蔵ストレージの容量は256GBで、価格は期間限定で999.99米ドル(約108,000円)とする。
AT&T Mobilityの法人契約担当者を通じて注文を受け付ける。
AT&T Business Unlimited Preferred planであればAT&T Mobilityが提供する5G+のデータ通信を無制限で利用できる。
なお、AT&T MobilityはギガビットクラスのLTE方式によるサービスを5G Eとして展開しており、標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式によるサービスは5G+として区別している。
5G+で利用する周波数はミリ波(mmWave)の39GHz帯(n260)となっている。
まずは19都市の限られたエリアで5G+を利用可能で、30都市まで拡大する計画という。
19都市にはカリフォルニア州ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、フロリダ州ジャクソンビル、オーランド、ジョージア州アトランタ、インディアナ州インディアナポリス、ケンタッキー州ルイビル、ルイジアナ州ニューオーリンズ、ノースカロライナ州シャーロット、ローリー、オクラホマ州オクラホマシティ、テネシー州ナッシュビル、テキサス州オースティン、ダラス、ヒューストン、サンアントニオ、ウェーコが含まれている。
AT&T Mobilityが最初に取り扱う5G+に対応したスマートフォンがSamsung Galaxy S10 5Gとなる。
一般の個人顧客に対するSamsung Galaxy S10 5Gの発売のスケジュールに関しては明らかにされていない。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。