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ファーウェイが独自OSのHarmonyOSを発表、中国名はHUAWEI HongMengに



中国のHuawei Technologies (華為技術)は独自OSとなるHarmonyOSの開発を正式に発表した。

Huawei Technologiesは同社が中国の広東省東莞市で開催したHuawei Developer Conference, 2019 (HDC.2019)でHarmonyOSを正式に披露し、HarmonyOSに関する説明も同時に行われた。

HarmonyOSは中華圏を除いたグローバル向けの名称となり、中国語での名称はHUAWEI HongMeng (華為鴻蒙)である。

Huawei TechnologiesはHarmonyOSを様々な製品に適用できるOSと案内しているが、主にIoT機器でHarmonyOSを採用する計画を明らかにした。

まずは中国向けの製品でHarmonyOSを採用することが決まっている。

2019年後半に中国向けのスマートテレビを含めたスマートスクリーンでHarmonyOSの最初のバージョンとなるHarmonyOS 1.0を採用する。

また、スマートスクリーンのほかにウェアラブルデバイスや車載機器などHarmonyOSの適用範囲を順次拡大する予定である。

HarmonyOSはスマートフォンに適用することも可能であるが、初期の段階ではパートナーシップやエコシステムを考慮してスマートフォンでは採用しない方針を示した。

ただ、Huawei TechnologiesがAndroidを利用できない事態に至った場合は、すぐにHarmonyOSをスマートフォンに適用する準備はできているという。

Huawei TechnologiesはHarmonyOSを代替案として想定していることになる。

なお、Huawei TechnologiesはすでにHarmonyOSを指すと思われるHarmonyの商標を日本の特許庁(Japan Patent Office)に出願したことが分かっている。

Harmonyの商標登録願の商品区分ではモバイルオペレーティングシステムやコンピューターオペレーティングシステムなどと記載されているため、そこからもスマートフォンやパソコンでの採用も想定したOSであることは確かと考えられる。

HUAWEI

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