NTTレゾナント、goo SimsellerでHUAWEI P30とHUAWEI P30 liteを発売
- 2019年08月22日
- Android関連
NTT Resonantは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI P30」および「HUAWEI P30 lite」を発売した。
NTT Resonantはgoo Simsellerのラインナップで2019年8月20日よりHUAWEI P30およびHUAWEI P30 liteの販売を開始している。
当初、goo Simsellerのラインナップでは2019年5月24日にHUAWEI P30およびHUAWEI P30 liteを発売すると案内していたが、米国政府がHuawei Technologiesなどに対して制裁を発動したため、HUAWEI P30およびHUAWEI P30 liteの発売を延期していた。
なお、Huawei Technologiesやその日本法人のHuawei Technologies Japan (華為技術日本)などは米国政府より制裁対象に指定されており、米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)がHuawei TechnologiesやHuawei Technologies JapanなどをEntity Listに追加した。
Entity Listの指定を受けた者と個人や事業体を含む米国人または外国人が特定の米国原産品を取引する場合、産業安全保障局より発行されたライセンスの取得が必要となる。
しかし、ライセンスの発行は原則として拒否されることから、Entity Listの指定を受けた者は特定の米国原産品の取り扱いが難しくなり、Huawei Technologies製のスマートフォンへの影響も懸念されている。
NTT Resonantは制裁の発動を考慮してHUAWEI P30およびHUAWEI P30 liteの発売を延期したが、発売しても問題ないと判断して取り扱いを開始したと思われる。
なお、NTT Resonantの株主と持分比率はNTT Communications Corporationが66.6%、NTT DOCOMOが33.4%である。
NTT Communications CorporationはNippon Telegraph and Telephone Corporation (日本電信電話:以下、NTT持株)の完全子会社であり、NTT DOCOMOはNTT持株の子会社でNTT持株による持分比率は64.1%となるため、NTT Resonantに対するNTT持株の持分比率は間接的に88.0%となる。
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