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経営破綻のGioneeが事業再開へ、新機種を準備中



中国のGionee Communication Equipment (深圳市金立通信設備)は事業を再開することが分かった。

Gionee Communication Equipmentはスマートフォンの開発、製造、販売などを主要事業としていたが、経営破綻後は事業をほぼ全面的に中断していた。

なお、スマートフォンの販売台数の大幅な減少や過剰なマーケティング費用が影響して資金繰りが悪化し、これが経営破綻の大きな要因となった。

事業の中断に伴い2018年から2019年はスマートフォンの新機種を投入できていないが、新機種としてGionee M11シリーズを投入するという。

Gionee M11シリーズにはGionee M11と上位版のGionee M11sが用意されることが明らかになっている。

Gionee Communication Equipment製の未発表のスマートフォンとしては20190620Gおよび20190619Gが工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)の認証を2019年8月29日付けで通過したことが判明している。

20190620Gおよび20190619Gの2機種では20190619Gの方が上位のスペックとなるため、20190620GがGionee M11、20190619GがGionee M11sとして発表される可能性が高い。

なお、工業和信息化部は中国の政府機関で電気通信分野の規制を担う政府機関で、中国で販売するためには工業和信息化部の認証を取得する必要がある。

Gionee M11およびGionee M11sの具体的な発売日は公表されていないが、Gionee Communication Equipmentとしては2年弱ぶりの新機種となる見通し。


工業和信息化部

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