HTC Wildfireシリーズ10機種がBluetooth認証を通過、HTCはブランドのみ
- 2019年11月03日
- Android関連
香港特別行政区のFortune Ship International Industrial (財富之舟國際実業)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「Wildfire E」「Wildfire E Plus」「Wildfire E1」「Wildfire E1 Plus」「Wildfire E2」「Wildfire E2 Plus」「Wildfire E3」「Wildfire E3 Plus」「Wildfire R」「Wildfire R Plus」が2019年10月31日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは4.2。
Wildfire EはロシアでHTC Wildfire Eとして販売されており、ほかの9機種は発表されていない。
Bluetooth SIGの認証ではHTC Smart Phoneと記載されているが、申請者は台湾のHTC (宏達国際電子)ではなくFortune Ship International Industrialである。
そのため、Bluetooth SIGの認証を通過した10機種はFortune Ship International Industrialが開発や製造を主導するHTCブランドを冠したスマートフォンと考えられる。
Fortune Ship International IndustrialはHTCとライセンス契約を締結しており、独立国家共同体(Commonwealth of Independent States:CIS)、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリでHTCおよびHTC Wildfireの商標を使用してスマートフォンを販売する権利を有する。
なお、独立国家共同体にはロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタンが含まれている。
Fortune Ship International IndustrialはHTC Wildfire EのほかにもHTCブランドを冠したスマートフォンを準備しており、ロシア以外でも順次発売すると思われる。
HTCの関与はブランドのみとなり、製造はFortune Ship International Industrialの系列企業である中国のGuizhou Fortuneship Technology (貴州財富之舟科技)が保有する工場で行うことも分かっている。
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