vivo X30と思われる5G対応スマホvivo V1938AがCCC通過
- 2019年11月29日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「V1938A」が2019年11月22日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話机と記載されているため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンと分かる。
製造者はvivo Mobile Communication、中国のvivo Mobile Communication (Chongqing) (維沃移動通信(重慶))、中国のvivo Communication Technology (維沃通信科技)となり、vivo Mobile Communicationが広東省東莞市、vivo Mobile Communication (Chongqing)が重慶市、vivo Communication Technologyが東莞市で保有する工場において製造される。
vivo Mobile Communicationの工場は本社に併設されている。
なお、vivo Mobile Communication (Chongqing)はvivo Mobile Communicationの完全子会社で、vivo Communication Technologyはvivo Mobile Communicationを完全所有する中国のBBK Communication Technology (步步高通信科技)の完全子会社であるため、vivo Mobile Communicationとvivo Communication Technologyは兄弟会社にあたる。
V1938Aは未発表端末の型番である。
vivo Mobile Communicationは5Gに対応したスマートフォンとしてvivo X30を準備しており、2019年12月に発表することが分かっている。
発表時期を考慮すると、V1938Aはvivo X30の型番に該当する可能性が高い。
また、V1938から始まる型番としてはV1938Tの存在も確認できている。
V1938AおよびV1938Tはいずれもvivo X30の型番となる見込みであるが、vivo Mobile Communicationの型番規則からV1938Aは全網通版、V1938Tは中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)向けの移動全網通版に該当すると思われる。
これまでに、vivo Mobile Communicationはvivo X30に関するスペックの一部を公開している。
チップセットは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したSamsung Exynos 980を搭載するという。
vivo Mobile Communicationとしてはvivo X30で初めてSamsung Electronics製のチップセットを採用することになる。
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