カタールのVodafone Qatar、5G MiFi M1100を発売
- 2019年11月26日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Qatarは米国のInseego製のモバイル無線LANルータ「5G MiFi M1100」を販売すると発表した。
5G MiFi M1100は第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータである。
Vodafone Qatarは5Gサービスを商用化しており、5G MiFi M1100はVodafone Qatarの5Gサービスを利用できる。
Vodafone Qatarが取り扱う最初の5Gに対応したモバイル無線LANルータとなり、Vodafone Qatarは中東で発売する最初の5Gに対応したモバイル無線LANルータであるとも主張している。
5G MiFi M1100には独自の5Gアンテナ技術を適用しており、パフォーマンスが最適化されているという。
無線LAN接続は15台、有線接続は1台、最大で16台の機器を同時に接続できる。
価格は1,999カタールリヤル(約60,000円)に設定されている。
Vodafone Qatarはカタール全土の主要な場所で5Gサービスを整備しており、5Gサービス向けの料金プランとしてUnlimited 5Gを用意している。
5G MiFi M1100とUnlimited 5Gを組み合わせることで、自宅、都市部、砂漠のキャンプなどで5Gサービスを利用できるという。
なお、Vodafone Qatarは英国のVodafone Groupが保有するVodafoneブランドを使用しているが、Vodafone QatarはVodafone Groupと締結したブランドライセンス契約に基づいてVodafoneブランドを使用している。
Vodafone GroupはVodafone Qatarに出資して関連会社としていたが、2018年3月29日にVodafone GroupはVodafone Qatarの株式の売却を完了して資本関係を解消した。
資本関係の解消と同時にブランドライセンス契約なども締結しているため、Vodafone QatarはVodafone Groupと資本関係を解消してもVodafoneブランドを継続して利用できる。
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