Kirin 990とBalong 5000を搭載したHUAWEI nova 6 5Gを発表
- 2019年12月05日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「HUAWEI nova 6 5G」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンで、型番はWLZ-AN00である。
OSにはAndroid 10を採用している。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 10.0.1を導入する。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 990となる。
CPUはデュアルコアの2.86GHz、デュアルコアの2.09Hz、クアッドコアの1.86GHzで計オクタコアとなっている。
NR方式に対応した通信モデムとしてHiSilicon Balong 5000を組み合わせている。
ディスプレイは約6.57インチFHD+(1080*2400)LTPS液晶を搭載している。
カメラはリアにメインの約4000万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズの約800万画素CMOSイメージセンサからなるトリプルカメラ、フロントにメインの約3200万画素CMOSイメージセンサと超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。
通信方式はNR (FDD) 2100(n1)/1800(n3) MHz, NR (TDD) 4500(n79)/3700(n77)/ 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B26)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
NR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応するため、デュアルモード5Gに対応と呼称される。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.1や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFCにも対応している。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBと256GBが用意される。
電池パックは内蔵式で、容量は4200mAhである。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
カラーバリエーションは亮黒色、蘇音藍、普羅旺斯、蜜語紅の4色展開となる。
中国で2019年12月12日に販売を開始することが決定しており、価格は内蔵ストレージの容量が128GBのモデルが3,799人民元(約59,000円)、256GBのモデルが4,199人民元(約65,000円)である。
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