NTTドコモ、日本の通信機器ベンダの製品を国際展開する取り組みを推進
- 2019年12月21日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは日本の通信機器ベンダとの協創により、日本国外の通信事業者に対して日本の先進的な通信機器を販売する取り組みを推進すると発表した。
日本国外の通信事業者に対して日本の通信機器を販売する取り組みを推進するために、NTT DOCOMOはDENKI KOGYO (電気興業)およびAGCとタイやシンガポールで実証実験を実施したという。
タイではAdvanced Info Service (AIS)、シンガポールではStarHubと共同で2019年12月に日本の通信機器ベンダの通信機器を使用した実証実験を実施したことが明らかにされている。
NTT DOCOMOは日本国外の通信事業者に対して、新技術の導入支援、ネットワークセキュリティや信頼性診断、エリアの改善などを行うネットワークコンサルティングサービスを2015年11月より提供している。
これまでに、NTT DOCOMOがネットワークコンサルティングなどを通じて日本国外で培った経験などを活用し、日本国外の商環境や法制度を考慮したうえで、日本の通信機器ベンダが保有する先進的な技術や製品を日本国外の通信事業者に展開する計画である。
日本の通信機器ベンダとしては技術や製品をより円滑に国際展開することが可能となる。
NTT DOCOMOは第5世代移動通信システム(5G)時代を見据えて、アジアを中心とした世界において、日本国内のパートナー企業の先進的な技術や製品を積極的に展開するという。
なお、Advanced Info ServiceおよびStarHubは子会社を通じて移動体通信事業を展開しており、Advanced Info Serviceは子会社のAdvanced Wireless Network (AWN)、StarHubは完全子会社のStarHub Mobileが移動体通信事業を手掛ける。
Advanced Wireless Networkはタイで最大手の移動体通信事業者(MNO)で、Advanced Wireless Networkに対するAdvanced Info Serviceの持分比率は99.99%となっている。
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