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レバノンのAlfa、トリポリのAlfa Storeの営業を再開



レバノンの移動体通信事業者(MNO)でAlfaブランドを展開するMobile Interim Company 1 (MIC1)は北レバノン県の県都でレバノン第2の都市・トリポリ(タラーブルス)のAlfa Storeの営業を再開した。

Mobile Interim Company 1はAlfaブランドを冠した小売店としてAlfa Storeをレバノン全土で展開している。

トリポリでは2店舗のAlfa Storeを運営しており、いずれも直営店である。

なお、Alfa Storeには直営店と代理店が存在するが、機能的に双方の間で差はない。

レバノンでは2019年10月17日よりレバノン政府に対する抗議行動が続いており、首都・ベイルートやトリポリを含めたレバノン全土に拡大している。

トリポリではAlfa Storeが破壊されるなど営業の継続が困難な状態に陥り、Mobile Interim Company 1は2019年11月19日付けでトリポリの2店舗のAlfa Storeは従業員の安全が確保されるまで無期限に営業を休止すると発表した。

ようやくトリポリの2店舗のAlfa Storeの営業を再開しており、2020年1月中旬までに営業を再開したことが確認できている。

いずれも営業時間は月曜日から土曜日まで8~18時(東欧州時間)で、日曜日は休業日となっている。

抗議行動はクリスマスシーズンの前後に沈静化したが、2020年1月中旬頃からクリスマス休暇から戻ってきたかのように再燃しており、Alfa Storeが再び影響を受ける可能性も排除できない。

また、ベイルートでは1店舗の代理店のAlfa Storeが破壊されて2019年10月頃より営業を休止しており、2020年1月中旬時点でも営業を再開できていない。

都市に関係なくAlfa Storeを訪問する場合は事前に営業状況を確認した方が無難である。

レバノンの移動体通信事業者は国有企業のみで、レバノンの政府機関で電気通信分野の規制を司る電気通信省(Ministry of Telecommunications)と管理契約を締結した企業が移動体通信事業者を管理する形態を採る。

Mobile Interim Company 1も国有企業で、エジプトのOrascom Investment Holding (OIH)の子会社でレバノンのOrascom Telecom Lebanonが管理するため、Alfa Managed by Orascom Telecomとして展開している。



営業を休止しているAlfa Store (ベイルート)

Alfa

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