クック諸島のTelecom Cook Islands、Vodafoneブランドに変更
- 2020年01月19日
- 海外携帯電話
クック諸島の移動体通信事業者(MNO)であるTelecom Cook Islandsはブランド名をVodafoneに変更した。
これまで、Telecom Cook IslandsはBlueskyのブランド名で展開してきたが、2020年1月15日よりVodafoneのブランド名で事業を展開している。
Telecom Cook IslandsはVodafoneのブランド名を所有する英国のVodafone Groupとは資本関係はなく、ブランドライセンス提携に基づきVodafoneのブランド名を使用することになる。
Telecom Cook IslandsはフィジーのAmalgamated Telecom Holdings (ATH)の子会社である。
Amalgamated Telecom HoldingsはスペインのAmperからTelecom Cook Islandsの株式の60%を取得してTelecom Cook Islandsを子会社化した。
Amalgamated Telecom Holdingsはフィジー、サモア、米領サモア(アメリカン・サモア)、キリバス、バヌアツでも移動体通信事業を手掛ける。
フィジーでは子会社のVodafone Fijiを通じてVodafoneのブランド名で移動体通信事業を展開しており、Telecom Cook IslandsはVodafone Fijiと同様にVodafoneのブランド名を導入したことになる。
Amalgamated Telecom HoldingsがTelecom Cook IslandsとともにAmperより取得したサモアのBluesky Samoaおよび米領サモアのBluesky CommunicationsもBlueskyのブランド名で展開しており、将来的にTelecom Cook Islandsと同様にVodafoneのブランド名に変更する可能性もある。
なお、クック諸島は国際連合(United Nations:UN)には加盟しておらず、ニュージーランドと自由連合の関係にあるが、日本政府は2011年3月25日にクック諸島を国家承認した。
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