NTTドコモ、滋賀県で5G NR無線局免許を取得
- 2020年03月06日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局より滋賀県大津市で第5世代移動通信システム(5G)の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省が運用する電波利用ホームページで公開された情報によると、大津市では2020年2月25日付けで1局の5Gの無線局免許を取得した。
周波数は4.5GHz帯の100MHz幅である。
これまで、滋賀県内で5Gの無線局免許を取得した携帯電話事業者はなく、NTT DOCOMOが大津市ではもちろんのこと、滋賀県内で最初に5Gの無線局免許を取得した携帯電話事業者となった。
また、大津市と隣接する京都府京都市では2020年2月25日付けで3局の5Gの無線局免許を追加で取得したことが分かっている。
3局とも送受信所は京都市下京区で、周波数は4.5GHz帯の100MHz幅となる。
NTT DOCOMOは5G向けの周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯および4.5GHz帯、ミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けている。
5Gの通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入する。
NR方式の周波数は3GPPでNR Bandとして定義されており、3.7GHz帯はFR1のn78、4.5GHz帯はFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となる。
NTT DOCOMOが大津市で取得した5Gの無線局免許は4.5GHz帯であるため、NR Bandはn79となることが分かる。
なお、NTT DOCOMOはNR方式に準拠した5Gサービスを2020年春に商用化する予定である。
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