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Motorola Mobility製のXT2061-1がFCC通過、5G対応フラッグシップのmotorola edge+か



米国のMotorola Mobility製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「XT2061-1」が2020年3月9日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。

FCC IDはIHDT56YJ1。

モバイルネットワークはNR (TDD) 39000(n260)/28000(n261) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/1900(B2)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 3600(B48) MHz, W-CDMA 1900(II)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

XT2061-1は未発表端末の型番である。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンとなる。

NR Bandはミリ波のFR2のみ対応しており、FCCではn260は37000~40000MHz、n261では27500~28350MHzで認証を受けている。

1コンポーネント・キャリアあたりの帯域幅は50MHz幅または100MHz幅となり、キャリアアグリゲーション(CA)は最大で4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)まで対応できるため、NR方式では最大で400MHz幅を利用できることになる。

通信方式および対応周波数から米国最大の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership向けと考えられる。

これまでに、Motorola Mobilityは5Gに対応したフラッグシップのスマートフォンとしてmotorola edge+を準備しているとの情報があり、XT2061-1がmotorola edge+として発表される可能性が高い。

なお、Motorola Mobilityは5Gに対応した端末として5G moto modを発売したが、5G moto modはあくまでもスマートフォンに装着する外付けモデムの扱いで、スマートフォン本体ではない。

そのため、motorola edge+はMotorola Mobilityにとって初めての5Gに対応したスマートフォンとなる見込み。

なお、FCCではラベルが公開されている。

FCC – Motorola Mobility XT2061-1

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