Snapdragon 865 5Gを搭載したフラッグシップスマホvivo NEX 3Sを発表
- 2020年03月10日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「vivo NEX 3S (V1950A)」を発表した。
vivo Mobile Communicationがフラッグシップとして展開する第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10をベースとしたFuntouchOS 10を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.84GHzとなる。
ディスプレイは約6.89インチFHD+(1080*2256)E3 Super AMOLEDで、ディスプレイ占有率は99.6%に達するという。
カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角およびマクロレンズの約1300万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズの約1300万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FDD) 2100(n1)/1800(n3) MHz, NR (TDD) 4500(n79)/3700(n77)/ 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV/IX)/ 900(VIII)/850(V)/800(XIX) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応する。
システムメモリの容量は8GBまたは12GBで、内蔵ストレージの容量は256GBのみである。
外部メモリは利用できない。
電池パックは内蔵式で、容量は4500mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cである。
生体認証は顔認証とディスプレイ一体型の指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションは液態天河、深空流光、琥珀醇の3色から選べる。
中国で2020年3月14日の10時(中国標準時)に販売を開始することが決定している。
価格はシステムメモリの容量が8GBのモデルが4,998人民元(約75,000円)、12GBのモデルが5,298人民元(約79,000円)に設定されている。
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