Snapdragon 768G 5Gを搭載したRedmi K30 5G 極速版を発表
- 2020年05月11日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Redmi K30 5G 極速版」を発表した。
Redmiブランドで展開する第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroidをベースとするMIUIを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 768G 5G Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数が最大2.8GHzとなっている。
ディスプレイはリフレッシュレートが最大120Hzの約6.67インチFHD+(1080*2400)液晶である。
カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロレンズの約500万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサからなるクアッドカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサと深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。
通信方式はNR (TDD) 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は4500mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
生体認証は指紋認証に対応し、指紋認証センサは電源キーと統合されている。
カラーバリエーションは深海微光、紫玉幻境、時光独白、薄荷氷藍の4色から選べる。
中国で2020年5月14日に発売する予定で、価格は1,999人民元(約30,000円)である。
なお、Qualcomm Snapdragon 768G 5G Mobile Platformを搭載した最初の商用のスマートフォンがRedmi K30 5G 極速版となる。
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