vivoが5G+5GのデュアルSIMに対応したiQOO Z1を発表、約3.3万円から
- 2020年05月19日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「iQOO Z1 (V1986A)」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットは64bit対応のMediaTek Dimensity 1000+を搭載する。
CPUはオクタコアで、動作周波数はクアッドコアの2.6GHzとクアッドコアの2.0GHzで構成される。
ディスプレイはリフレッシュレートが最大144Hzの約6.57インチFHD+(1080*2400)液晶となる。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロレンズの約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FDD) 2100(n1)/1800(n3) MHz, NR (TDD) 4500(n79)/3700(n77)/ 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B26) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
なお、TDDのNR Bandは周波数範囲が限られており、n79は4400~5000MHzのうち4800~5000MHz、n77は3300~4200MHzのうち3300~3600MHz、n78は3300~3800MHzのうち3300~3600MHz、n41は2496~2690MHzのうち2515~2675MHzを利用できる。
NR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
デュアルSIMで利用時に優先のSIMカードと第2のSIMカードともにNR方式で待機できるが、優先のSIMカードと第2のSIMカードともに中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)を利用時は第2のSIMカードでCDMA2000方式を利用できない。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応している。
システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、6GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、8GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(以下、8GB+256GBモデル)が用意される。
電池パックは内蔵式で、容量は4500mAhとなる。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用する。
生体認証は顔認証と指紋認証に対応し、指紋認証センサは電源キーに統合している。
カラーバリエーションは太空藍、星河銀、幻彩流星の3色展開である。
中国で2020年6月1日の0時(中国標準時)に販売を開始することが決まっている。
価格は6GB+128GBモデルが2,198人民元(約33,000円)、8GB+128GBモデルが2,498人民元(約38,000円)、8GB+256GBモデルが2,798人民元(約42,000円)となる。
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