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NTTドコモ、ミリ波の5Gに対応したWi-Fi STATION SH-52Aの販売を開始



NTT DOCOMOはSHARP製のモバイル無線LANルータ「Wi-Fi STATION SH-52A」を発売した。

2020年6月1日より日本全国のNTT DOCOMOの取扱店を通じて一斉にWi-Fi STATION SH-52Aの販売を開始している。

NTT DOCOMOが運営するdocomo Online Shopでは販売価格が68,904円(税込)に設定されている。

Wi-Fi STATION SH-52AはNTT DOCOMOが提供する5Gに対応したモバイル無線LANルータである。

Wi-Fi STATIONシリーズをはじめとするNTT DOCOMOが展開するデータ通信製品のラインナップでは初めての5Gに対応した機種となる。

通信方式はNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3700(n77)/3500(n78) MHz, NR (FR2, TDD) 28000(n257) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/1500(B11/B21)/ 900(B8)/850(B5)/800(B18/B19/B20)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2600(B38)/ 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHzに対応する。

ただ、B11およびB40は国識別コード(Mobile Country Code:MCC)が310、311、312、313、314、315、316の米国圏では動作を制限し、B42は日本国外では動作を制限している。

NTT DOCOMOは2020年3月25日に5Gを商用化しており、5Gは第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成に準拠し、導入当初に使用する周波数はn78およびn79で、n257は2020年6月以降に導入する予定である。

なお、NTT DOCOMOがn257を導入する具体的な時期は案内していないが、Wi-Fi STATION SH-52Aでは2020年夏以降に提供するソフトウェアのアップデートを通じてn257に対応することが公表されている。

これまで、NTT DOCOMOは5Gに対応した機種として複数のスマートフォンを発売したが、いずれもn257には非対応であるため、Wi-Fi STATION SH-52AはNTT DOCOMOのスマートフォンおよびデータ通信製品を含めたすべてのラインナップを通じて最初のn257に対応した機種となる。

5Gの通信速度は発売日時点ではn78またはn79を使用およびE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用して下り最大3.4Gbps/上り最大182Mbpsとなり、n257に対応すると下り最大4.1Gbps/上り最大480Mbpsに高速化する。

カラーバリエーションはBlackの1色展開である。

docomo Online Shop

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