Bharti Airtel、NTTドコモよりバングラデシュのRobi Axiataの株式を取得
インドの移動体通信事業者(MNO)であるBharti Airtelはバングラデシュの移動体通信事業者であるRobi Axiataの株式をNTT DOCOMOより取得したと発表した。
これまで、Robi AxiataにはマレーシアのAxiata Group、Bharti Airtel、NTT DOCOMOが出資しており、Robi Axiataに対する持分比率はAxiata Groupが68.7%、Bharti Airtelが25.0%、NTT DOCOMOが6.3%となっていた。
Bharti Airtelは2020年6月9日にBharti Airtelの完全子会社でシンガポールのBharti International (Singapore)を通じてNTT DOCOMOが保有する6.3%の全部を取得したという。
その他の詳細は開示していない。
これにより、Robi Axiataに対する持分比率はAxiata Groupが68.7%、Bharti Airtelが31.3%となった。
NTT DOCOMOとしてはバングラデシュの移動体通信事業からは撤退したことになる。
Robi AxiataはBharti Airtelの完全子会社でバングラデシュの移動体通信事業者であったAirtel Bangladeshと競合する関係にあったが、Robi AxiataとAirtel Bangladeshは合併することで合意に達し、2016年11月16日付けでRobi Axiataを存続会社、Airtel Bangladeshを消滅会社とする吸収合併方式でRobi AxiataとAirtel Bangladeshの合併が完了した。
合併前のRobi Axiataに対する持分比率はAxiata Groupが91.6%、NTT DOCOMOが8.4%であった。
また、合併前のブランド名はRobi AxiataがRobiで、Airtel BangladeshはBharti Airtelが保有するAirtelを使用しており、合併後のRobi AxiataはRobiに加えて、Bharti Airtelとライセンス契約を締結したうえでAirtelのブランド名も維持している。
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