Rakuten Miniの一部個体で技適取得に不備、希望のタイプに交換も
- 2020年06月26日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は同社が販売する中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)製のスマートフォン「Rakuten Mini (C330)」に関して、一部で特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(以下、技適マーク)に併記される電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号および電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号が正しく表示できていないことを明らかにした。
Rakuten Miniには製造時期によって仕様が異なる3種類のバリエーションが存在し、IMEIのシリアル番号とチェックデジットを含む下7桁が0356708以前の個体(以下、初期版)、0356716から0680487の個体(以下、中期版)、0682491以降の個体(以下、後期版)に分けられる。
このうち、中期版以外は技適マークに併記される認証番号が正しく表示できていないという。
初期版に関しては、中期版以降で国際ローミングの強化を目的として対応周波数を追加して認証を取得した際に、対応周波数が追加されていない初期版にも新たに取得した認証番号を表示していたと説明している。
後期版に関しては、は中期版からも対応周波数を追加したが、対応できる周波数の数に限りがあるため、初期版および中期版から一部の対応周波数を削除した。
その後期版では対応周波数の削除に関して認証の取得および正しい認証番号の表示ができていなかったという。
初期版は認証こそ取得していたが、認証番号に誤りがあり、中期版は認証と認証番号いずれも問題なく、後期版はそもそも認証を取得していないにもかかわらず、認証番号を表示していたと理解できる。
すでに必要な認証はすべて取得しており、認証番号が正しく表示されていない個体に関しては、まずは正しい認証番号を表示した画像をダウンロードして正しい認証番号を表示できるようにするほか、ソフトウェアのアップデートを通じて正しい表示に修正する予定である。
2002年6月26日以降に配達するRakuten Miniに関しては、正しい認証番号を表示できる個体となる。
また、初期版または後期版を所有している顧客で別のタイプに交換を希望する場合、2020年9月末までにRakuten Mobileのコミュニケーションセンターまで申し出るよう案内している。
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