マダガスカルのTelmaが5Gサービスを商用化、マダガスカル初の5Gに
- 2020年07月04日
- 海外携帯電話
マダガスカルの移動体通信事業者(MNO)でTelmaとして展開するTelecom Malagasy (Telma)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
Telecom Malagasy (Telma)は2020年6月26日よりマダガスカルの複数の都市でNR方式に準拠した5Gサービスを提供している。
周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯の100MHz幅を使用しており、より詳細な周波数範囲は3600~3700MHzである。
NR Bandは世界で最も採用数が多いFR1のn78を採用する。
通信設備はスウェーデンのEricssonより調達しており、Telecom Malagasy (Telma)は2019年10月にNR方式の通信設備ベンダとしてEricssonを選定したという。
Ericssonが提供するEricsson Radio Systemポートフォリオの製品を使用して5Gサービスを導入した。
これまでに、マダガスカルで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はないため、Telecom Malagasy (Telma)がマダガスカルで最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。
また、アフリカの国と地域では南アフリカの移動体通信事業者が5Gサービスを商用化したが、ほかのアフリカの国と地域では5Gサービスを導入していないため、マダガスカルはアフリカで2番目に5Gサービスを導入した国である。
南アフリカの移動体通信事業者としてはRain、Vodacom、卸売専業でLiquid Telecomとして展開するLiquid Telecommunications South AfricaがTelecom Malagasy (Telma)より先に5Gサービスを商用化しており、卸売専業の移動体通信事業者も含めるとTelecom Malagasy (Telma)はアフリカの国や地域の移動体通信事業者としては4番目に5Gサービスを商用化したことになる。
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