5G対応フォルダブルスマホRoyole FlexPai 2がBluetooth認証を通過

中国のShenzhen Royole Technologies (深圳市柔宇科技)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「RY1202」および「RY1203」が2020年7月8日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.1。

RY1202およびRY1203は未発表端末の型番である。

いずれも製品名はFlexPai 2と記載されており、Royole FlexPaiの後継でRoyole FlexPai 2として発表される見込み。

説明欄には5G digital mobile phoneと記載されているため、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンと考えられる。

2019年2月に販売を開始したRoyole FlexPaiと同様にShenzhen Royole Technologiesが開発した折り畳めるフレキシブル有機ELディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンになると思われる。

Royole FlexPai 2には複数の型番が存在することから、複数のバリエーションを準備している可能性が高い。

詳細なスペックや発売時期などは不明である。

なお、Shenzhen Royole TechnologiesはRoyole FlexPai 2の存在こそ公式に認めているが、正式な発表は実施しておらず、発売時期が迫れば正式に発表して詳細なスペックなども公表すると思われる。

当初は2020年第2四半期に発売する計画を予告していたが、すでに2020年第3四半期に入っており、当初の計画から発売時期は遅れていると予想できる。

Shenzhen Royole Technologiesは中国の広東省深圳市に本社を設置しており、世界で初めてフォルダブルスマートフォンを製品化した実績がある。

2020年6月30日付けで企業形態を有限責任公司から股份有限公司に変更しており、それに伴い中国語の正式な社名を深圳市柔宇科技有限公司から深圳市柔宇科技股份有限公司に変更したことも分かっている。

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