サムスン電子製のau 5G対応スマホ3機種、9月下旬以降に28GHz帯の5G対応へ
- 2020年09月18日
- KDDI-SAMSUNG
auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy S20+ 5G SCG02」、「Galaxy S20+ 5G BTS Edition SCG02」、「Galaxy S20 Ultra 5G SCG03」に関してau 5Gの通信速度を高速化する時期を発表した。
Galaxy S20+ 5G SCG02、Galaxy S20+ 5G BTS Edition SCG02、Galaxy S20 Ultra 5G SCG03はいずれも第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠したau 5Gに対応しており、通信速度はサブ6GHz帯の3.7GHz帯の周波数を利用して下り最大3.4Gbps/上り最大183Mbpsで利用できる。
3機種ともソフトウェアのアップデートを通じてミリ波(mmWave)の28GHz帯にも対応する予定で、28GHz帯の周波数を利用すると下り最大4.1Gbps/上り最大481Mbpsに高速化する。
2020年9月下旬以降に通信速度を向上するソフトウェアのアップデートの提供を開始する予定で、それに伴い下り最大4.1Gbps/上り最大481Mbpsに対応すると案内しているため、2020年9月下旬以降に28GHz帯にも対応することになる。
NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77で、28GHz帯がFR2のn257である。
なお、Galaxy S20+ 5G SCG02およびGalaxy S20 Ultra 5G SCG03に関しては、発売時点の通信速度は3.7GHz帯を利用して下り最大2.8Gbps/上り最大183Mbpsとなり、2020年7月28日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用すると下り最大3.4Gbpsで利用できる。
au 5Gは一部のエリアで提供しており、下り最大4.1Gbpsのエリアは埼玉県および広島県の一部、上り最大481Mbpsのエリアは埼玉県、東京都、神奈川県、富山県、静岡県、愛知県、大阪府、岡山県、広島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県の一部となっている。
KDDIは2020年9月17日より商用の5Gでn257の利用を開始しており、世界で初めてn257を商用化した移動体通信事業者(MNO)となった。
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