中国電信がオリジナルの5GスマホTianyi Oneを発表
- 2020年11月09日
- Android関連
中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)の完全子会社で同国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Tianyi One (天翼1号)」を発表した。
China Telecomにとって最初の自社ブランドで展開するオリジナルの第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用している。
チップセットはUNISOC T7510で、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.517インチHD+(720*1600)液晶を搭載する。
カメラはリアにメインの約1300万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, TDD) 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で音声通話を行うVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
Bluetoothおよび無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)にも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は5100mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Tpe-Cを採用している。
生体認証は指紋認証に対応しており、指紋認証センサはリアに備える。
カラーバリエーションは極夜黒の1色展開となる。
価格は999人民元(約16,000円)に設定されている。
China Telecomの携帯端末事業および小売事業を担当するTianyi Telecom Terminalsが販売を行う。
製造は中国のQingdao Hisense Electric Holdings (青島海信電子産業控股)が受託している。
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