UNISOC製チップセットを搭載した低価格スマホAlcatel 1SPを発表
- 2021年01月03日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)はLTE/W-CDMA/GSM端末「Alcatel 1SP (5030E)」を発表した。
Alcatelブランドで展開するスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットはUNISOC SC9863Aを搭載する。
CPUはオクタコアで、動作周波数は最大1.6GHzのクアッドコアと最大1.2GHzのクアッドコアで構成される。
ディスプレイは約6.22インチHD+(720*1520)IPS液晶を搭載しており、画素密度は270ppiとなる。
カメラはリアにメインの約1300万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約500万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/ 800(B20)/700(B28) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTE UE Category 4に対応しており、下りは64QAMおよび2×2 MIMO、上りは16QAMの利用が可能で、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 4.2、無線LAN IEEE 802.11b/g/n (2.4GHz)、FMラジオも利用できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリの利用にも対応している。
電池パックは内蔵式で、容量は4000mAhとなっている。
生体認証は顔認証および指紋認証に対応しており、指紋認証センサはリアに備える。
カラーバリエーションはGrayおよびGreenの2色から選べる。
ロシアの移動体通信事業者(MNO)であるMobile TeleSystems (MTS)が販売することが決定しており、価格は7,990ロシアルーブル(約11,000円)である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。