小米日本研究所を開設、スマホカメラの研究開発拠点に
- 2021年01月29日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)は日本で小米日本研究所を開設したことが分かった。
Xiaomi Corporationは日本向け公式ウェブサイトに人員募集の情報を掲載しており、小米日本研究所における人員募集の情報も掲載している。
小米日本研究所はスマートフォン向けカメラに関連した技術開発を行う研究所と案内しており、スマートフォン向けカメラの研究開発拠点として機能する。
エキスパート級の研究者や技術者が多数在籍しており、自由な発想を許す研究環境という。
2021年1月29日時点ではイメージセンサ設計開発、カメラモジュールアクチュエータ設計開発、イメージング・ビジョン・アルゴリズムエキスパート、カメラファームウェアエキスパート/画像処理ソフトウェアエキスパート、カメラシステムアーキテクトの5つの業務が人員募集の対象となっている。
勤務地は東京都品川区西五反田である。
小米日本合同会社が小米日本研究所の人員募集の情報を掲載しているため、小米日本合同会社が小米日本研究所の運営法人にあたると考えられる。
小米日本合同会社はXiaomi Corporationが日本に参入する前から設立されていたが、Xiaomi Corporationは日本に参入直後は日本法人を通さずにXiaomi Corporationが日本で事業を展開していた。
Xiaomi Corporationは日本に参入してから新たにXiaomi Technology Japan (小米技術日本株式会社)を設立しており、Xiaomi Technology Japanが各種製品の輸入および日本における営業や製品の販売などを行い、Xiaomi Corporationの日本事業を担当することが分かる。
なお、Xiaomi Corporationは2019年12月9日に日本へ参入したが、小米日本合同会社は参入より1年以上前となる2018年8月6日に法人番号の指定を受け、Xiaomi Technology Japanは参入後の2020年2月12日に法人番号の指定を受けた。
Xiaomi Corporationは先に設立した小米日本合同会社ではなく新たに設立したXiaomi Technology Japanを通じて日本事業を行う一方で、小米日本合同会社は日本で開設した研究開発拠点の運営法人となることが分かる。
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