Bullitt GroupとMotorola Mobility、高耐久スマホ開発で提携
- 2021年02月12日
- Android関連
英国のBullitt Groupは高耐久性能を備えた頑丈なスマートフォンの開発で中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の完全子会社である米国のMotorola Mobilityと提携すると発表した。
motorolaの商標を使用した頑丈なスマートフォンをグローバルで展開することで、Motorola Mobilityと独占的かつ長期的な提携で合意したという。
これまで、11年にわたりスマートフォンをはじめとした頑丈な携帯端末を展開してきた実績があり、長年の事業で獲得した専門知識をmotorolaのポートフォリオに適用すると説明している。
また、Motorola Mobilityから委託されて頑丈なスマートフォンを開発することは、過去11年間に構築した優れた事業を証明すると強調した。
携帯端末の企画、設計および開発、販売などは子会社で英国のBullitt Mobileを通じて行い、世界の50以上の国と地域で携帯端末を販売してきた。
米国のCaterpillarが保有するCat、英国のLand Roverが保有する商標を使用して頑丈な携帯端末を展開しており、Catの商標を使用したスマートフォンは日本でも発売した実績を有する。
motorolaの商標を使用した頑丈なスマートフォンは基本的にMotorola MobilityではなくBullitt Mobileの製品として展開する見込みであるが、製品の開発や製造に関してはMotorola Mobilityの技術者と緊密に連携し、消費者がmotorolaに期待する厳格な品質、安全性、信頼性の基準を満たすよう努めるという。
なお、motorolaは米国のMotorola Trademark Holdingsが保有する商標で、ライセンスに基づきmotorolaの商標を使用することになる。
米国のMotorolaは2011年1月4日に携帯端末事業などを行うMotorola Mobilityと無線通信事業などを行う米国のMotorola Solutionsに分割した。
Motorola MobilityおよびMotorola Solutionsもライセンスに基づきMotorola Trademark Holdingsが保有するmotorolaの商標を使用する構造となっている。
Motorola Mobilityとしては引き続きLenovo Groupの完全子会社として独自にスマートフォンの企画、設計および開発、販売を継続する。
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