au向けスマホGalaxy Note20 Ultra 5G SCG06が3.5GHz帯の5Gに対応
- 2021年02月28日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06」に対してOSのバージョンアップの提供を開始したことを案内した。
Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06に対しては2021年2月25日の10時よりOSのバージョンアップを提供している。
OSのバージョンアップを実施するとOSのバージョンがAndroid 11となる。
主な更新内容は不在着信通知の表示の変更、ロック画面におけるウィジェット機能の対応、エッジパネルの表示の変更、第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアの拡大などが含まれている。
OSのバージョンアップを実施すると一部の機能や項目が削除または初期化されるため、詳細な内容はauの公式ウェブサイトで確認することを推奨したい。
目安のOSのバージョンアップの所要時間は本体単体で無線LANを利用する場合が約20分、モバイルネットワークを利用する場合が約25分、パソコン経由の場合が約130分と案内している。
アップデートファイルの容量は本体単体が約2.5GB、パソコン経由が約5.9GBとなる。
OSのバージョンアップを実施する場合は事前に大切なデータのバックアップを行い、本体に約2.5GB以上の空き容量を確保したうえで、十分に充電して電波が強く安定した状態で実施するよう求めている。
5Gの提供エリアの拡大に関しては3.5GHz帯の5Gに対応する。
Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06はすでに3.7GHz帯と28GHz帯の5Gに対応しているが、新たに3.5GHz帯の5Gにも対応することで、5Gを利用できる提供エリアが拡大することになる。
また、詳細な時期は公表されていないが、700MHz帯および4.0GHz帯の5Gにもソフトウェアのアップデートを通じて対応することが発表されている。
KDDIが5G向けに割当を受けた周波数が3.7GHz帯、4.0GHz帯、28GHz帯で、第4世代移動通信システム(4G)向けに割当を受けた周波数が700MHz帯および3.5GHz帯となり、4G向けに割当を受けた周波数でも5Gを導入することで、5Gの提供エリアの拡大を図る。
NR Bandは700MHz帯がn28、3.5GHz帯および3.7GHz帯がn78、4.0GHz帯がn77、28GHz帯がn257となる。
世界的にはn78が3.5GHz帯、n77が3.7GHz帯と呼称されることが多いが、KDDIは対象の周波数を明確化するために3.5GHz帯、3.7GHz帯、4.0GHz帯に分けて呼称しているため、KDDIと同様の表記を採用した。
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