ソフトバンク向け5GルータA101ZTとA102ZTがBluetooth認証を通過
- 2021年06月06日
- SoftBank-ZTE, Y!mobile
SoftBank Corp.向けの中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA端末「A001ZT」および「A102ZT」が2021年6月4日付けBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。
いずれも共通のBluetoothモジュールを採用している。
A101ZTおよびA102ZTは未発表端末の型番である。
いずれも型番規則からSoftBank Corp.向けと考えられる。
Bluetooth SIGの認証ページでは製品名としてZTE製の第5世代移動通信システム(5G)に対応したモバイル無線LANルータを意味するZTE 5G UFiと記載されている。
そのため、5Gに対応したモバイル無線LANルータとなることが分かる。
Bluetoothにも対応したモバイル無線LANルータとなるため、Bluetoothテザリングに対応すると思われる。
すでにA101ZTおよびA102ZTは米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証も通過している。
連邦通信委員会ではA101ZTおよびA102ZTは同一の機器として認証を通過したため、A101ZTおよびA102ZTはハードウェアが共通となる。
また、連邦通信委員会の認証では複数の情報が公開されており、連邦通信委員会の認証を通過した時点でA101ZTおよびA102ZTが5GのNR方式に対応したモバイル無線LANルータとなることが確定していた。
Pocket WiFi 5Gシリーズのモバイル無線LANルータとして展開する見込み。
ほかに連邦通信委員会では無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axで認証を通過しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
電池パックの容量は5900mAhとなることも分かっている。
同一のハードウェアで複数の型番を用意しているが、過去にSoftBank Corp.はSoftBankとY!mobileの両方で同等の製品を展開する場合に異なる型番を付与した事例が存在する。
また、同等の製品でもSoftBankの個人向けと法人向けで異なる型番となる場合もある。
そのため、SoftBankの個人向け、SoftBankの法人向け、Y!mobileのいずれかの2つで取り扱うと思われる。
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