ソフトバンク向け5GタブレットA101LVがBluetooth認証を通過
- 2021年07月24日
- SoftBank-Lenovo
SoftBank Corp.向けのシンガポールのLenovo (Singapore)製のNR/LTE/W-CDMA端末「A101LV」が2021年7月24日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0となっている。
A101LVは未発表端末の型番である。
型番規則からSoftBank Corp.向けの端末と考えられる。
Bluetooth SIGの認証ページにはポータブル・タブレット・コンピュータと記載されており、ほかの認証機関を通過した時点で判明していたが、確かにタブレットであることが分かる。
すでにA101LVは日本の認証である電波法に基づく工事設計認証も取得している。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも認証を受けており、5Gに対応することが決定的となっている。
NR方式はサブ6GHz帯の周波数で工事設計認証を取得したため、ミリ波(mmWave)の周波数を追加して工事設計認証を再び通過することがなければ、5Gはサブ6GHz帯の周波数に対応することになる。
ほかに日本国内では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式にも対応することが分かっている。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
なお、Bluetooth SIGでは中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)のシンガポール法人であるLenovo (Singapore)が申請者として機能しているが、過去の傾向を考慮すると取扱説明書に記載される製造元はLenovo Groupの子会社で香港特別行政区のLenovo PC HKになると思われる。
各種認証機関で公開された情報から特定することはできないが、SoftBank Corp.が展開するSoftBankとY!mobileのいずれかもしくは両方のラインナップで販売する見込みである。
これまで、SoftBankまたはY!mobileのラインナップではLenovo TABシリーズのタブレットを展開した実績があるため、A101LVはLenovo TABシリーズの新機種として発表すると予想できる。
スポンサーリンク