シャープとソニーなどがSnapdragon 8 Gen 1搭載スマホを発売へ
- 2021年12月01日
- Android関連
米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが開発した携帯端末向けチップセット「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」を日本の企業としてはSHARPおよびSonyが採用することが分かった。
Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformはハイエンドのスマートフォンを中心とするプレミアムな携帯端末向けに開発したハイエンドのチップセットで、新たな命名規則を適用した最初のチップセットでもある。
通信モデムは第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式に対応したSnapdragon X65 5G Modem-RF Systemを装備し、技術規格上の5Gの通信速度は下り最大10Gbpsに達する。
Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformを搭載した商用のスマートフォンは2021年末以降に複数の携帯端末メーカーが順次発売する予定である。
Qualcomm Technologiesは報道発表資料を通じてSnapdragon 8 Gen 1 Mobile Platformを搭載した商用のスマートフォンを発売する携帯端末メーカーを案内しており、中国のBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG) (南昌黒鯊科技)、中国のHonor Device (栄耀終端)、米国のMotorola Mobility、中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)、中国のRealMe Chongqing Mobile Telecommunications (RealMe重慶移動通信)、SHARP、Sony、中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)、中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)、中国のZTE (中興通訊)および同社の子会社で中国のNubia Technology (努比亜技術)が含まれている。
なお、Xiaomi CommunicationsはXiaomiおよびRedmi、vivo Mobile CommunicationはvivoおよびiQOOの両方のラインナップで発売することが決定している。
日本の企業としてはSHARPおよびSonyが含まれており、SHARPおよびSonyが発売する予定であることが分かる。
携帯端末メーカーごとの発売時期は公表していないが、SHARPおよびSonyは毎年上半期にハイエンドのスマートフォンを製品化し、日本などで展開している。
そのため、2022年上半期にSHARPはAQUOS R6の後継機種として、SonyはXperia 1 IIIの後継機種として日本などで発売すると思われる。
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