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ソフトバンクが春以降にSA構成の5Gをスマホで提供、Xperia 5 III (A103SO)が対応



SoftBankはSony製のスマートフォン「Xperia 5 III (A103SO)」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。

Xperia 5 III (A103SO)に対しては2022年2月28日より新たなソフトウェアのアップデートを順次提供している。

主な更新内容にはAndroid 12へのOSのバージョンアップに加えてNR方式のスタンドアローン(SA)構成への対応などが含まれている。

ソフトウェアのアップデートは端末単体で適用できる。

正常にソフトウェアのアップデートが完了すると、ソフトウェアのビルド番号は61.1.E.0.341となる。

SA構成の利用は2022年春以降に可能となる予定である。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式には無線アクセスネットワーク(RAN)構成としてノンスタンドアローン(NSA)構成およびSA構成が規定されている。

これまで、NR方式のRAN構成は第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するNSA構成のOption 3xに対応していたが、2022年2月28日に提供を開始したソフトウェアのアップデートを適用すると単独で動作するSA構成のOption 2にも対応する。

SoftBankは2020年3月27日にNSA構成で5Gの携帯通信サービスを商用化しており、2021年10月1日には固定通信用途のSoftBank Airに限定してSA構成も商用化した。

スマートフォン向けをはじめとする携帯通信用途では引き続きNSA構成で提供しているが、2022年春以降にSA構成の提供も開始する予定である。

Xperia 5 III (A103SO)ではビルド番号が61.1.E.0.341以降のソフトウェアを適用し、SA構成に対応したSIMカードを使用する場合にSA構成で運用する基地局のエリア内でSA構成の利用が可能となる。

SA構成の利用にはSIMカードの交換が必要となるが、SA構成に対応したSIMカードに交換しない場合は引き続きNSA構成で利用できる。

詳細な利用方法は2022年春以降に案内する予定である。

SoftBank

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