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シンガポールのSingtelが2021年度Q3の業績を発表



シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:以下、Singtel)は2021年度(2022会計年度)第3四半期の業績を発表した。

2021年12月31日に終了した9ヶ月間となる2021年度第3四半期累計の連結売上高は前年同期比0.8%減の115億6,600万シンガポールドル(約9,904億1,971万円)、当期純利益は前年同期比59.4%増の16億8,800万シンガポールドル(約1,445億4,682万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の業績も公表している。

連結子会社が展開する携帯通信事業の売上高はシンガポールが前年同期比4.1%減の13億5,900万シンガポールドル(約1,163億7,008万円)、豪州(オーストラリア)が前年同期比1.9%減の38億3,100万豪州ドル(約3,171億6,274万円)である。

なお、携帯通信事業には携帯通信サービスの提供やスマートフォンをはじめとする携帯端末の販売などが含まれている。

シンガポールの携帯通信事業は完全子会社でシンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Mobile Singaporeが事業会社となる。

豪州の携帯通信事業は豪州のSingtel Optusを通じて完全所有する豪州の移動体通信事業者であるOptus Mobileが担当する。

2021年12月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数はシンガポールのポストペイド回線が前年同期比2.1%増の282万7,000件、プリペイド回線が前年同期比5.3%減の131万9,000件、合計が前年同期比0.4%減の414万6,000件となった。

豪州のポストペイド回線が前年同期比2.7%増の588万4,000件、プリペイド回線が前年同期比2.1%増の282万7,000件、データ通信専用回線が前年同期比3.3%減の100万2,000件、合計が前年同期比1.4%増の990万件である。

平均月間データ通信量はシンガポールが前年同期比35.6%増の8GB、豪州が前年同期比14.1%増の12GBで、いずれも2桁の増加率を記録した。

2021年度第3四半期累計の期間にはシンガポールで正式に第5世代移動通信システム(5G)を商用化しており、5Gの無線方式としてNR方式のスタンドアローン(SA)構成をシンガポールで最初に導入することになった。

Singtelはシンガポールおよび豪州のほかに、関連会社を通じて世界各地で携帯通信事業を展開している。

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