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フランスのMobiWire製スマホと思われるDH22が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

フランスのMobiWire製のLTE/W-CDMA端末「DH22」が2022年1月12日付けでオランダのTELEFICATIONを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は201-220004である。

モバイルネットワークはLTE (FDD) B1/B3/B8/ B18/B19/B28, LTE (TDD) B41, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。

DH22は未発表端末の型番である。

TELEFICATIONの公式ウェブサイトでは説明欄に4G Handsetと記載しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応した携帯電話であることが分かる。

スマートフォン、フィーチャーフォン、ベーシックフォンなどの詳細までは記載していないが、5GHz帯の無線LANにも対応することから、スマートフォンが有力と思われる。

なお、MobiWireはフランスのナンテールに本社が所在する会社で、大手のグループとしてはフランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeの子会社や英国(イギリス)のVodafone Groupの子会社などにスマートフォンを納入した実績がある。

総務省の電波利用ホームページに反映された情報を確認すると、過去にMobiWire製で工事設計認証を取得した端末は存在しない。

そのため、DH22はMobiWire製の端末として初めて工事設計認証を取得したことになる。

総務省

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