LGエレクトロニクス、韓国でスマホの2022年Q2アップデート計画を案内
- 2022年04月08日
- Android関連
韓国のLG Electronics (LG電子)は同社が韓国で発売したスマートフォンに対するソフトウェアのアップデートに係る計画を公表した。
2022年6月30日に終了する3か月間となる2022年第2四半期に実施する方向で準備を進めているソフトウェアのアップデートを韓国向けに案内している。
LG V50 ThinQ 5G (LM-V500N)、LG V50S ThinQ (LM-V510N)、LG Q92 (LM-Q920N)の3機種に対してはOSのバージョンアップを提供する計画で、OSのバージョンアップに伴いOSのバージョンはAndroid 12となる。
LG VELVET (LM-G900N)、LG WING (LM-F100N)、LG Q52 (LM-Q520N)の3機種に対してはセキュリティを向上するためのアップデートを実施する計画で、OSのバージョンは変わらない。
いずれも韓国で正規に販売した括弧内の韓国向け型番を対象とするため、韓国以外で販売した型番には適用されない。
ソフトウェアのアップデートを実施する時期はソフトウェアの開発や韓国の移動体通信事業者(MNO)による承認手続きの進捗状況に応じて変動する場合があり、時期に変更が発生する場合は改めて変更後の計画を案内する予定である。
LG Electronicsが公表した内容は詳細な技術評価前の計画であるため、最終確定の内容ではないことを明確化している。
詳細な技術評価の過程でソフトウェアのアップデートによって最適な体験を提供できないと判断した場合は、ソフトウェアのアップデートの対象外に変更する場合もあるという。
なお、ソフトウェアのアップデートを適用する場合は事前に重要なデータのバックアップを行うよう求めている。
LG Electronicsは2021年7月31日をもってスマートフォンの企画や設計開発などの携帯端末事業を担当したMC (Mobile Communications)事業本部の営業を終了しており、同日にMC事業本部を閉鎖するとともに携帯端末事業から撤退した。
携帯端末事業は終了したが、ソフトウェアのアップデートなどのサポートは携帯端末事業を終了後も継続している。
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