ソフトバンク向けと思われるシャープ製フィーチャーフォンがFCC通過
- 2022年10月03日
- SoftBank-SHARP
SoftBank Corp.向けと思われるSHARP製のLTE/W-CDMA/GSM端末「APYHRO00320」が2022年9月28日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはAPYHRO00320である。
携帯通信網はGSM 1900で認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11b/g/nに対応しており、周波数は2.4GHz帯を利用できる。
FCCではFCC IDを型番の代替として使用するため、型番は公開していない。
製品名はCellular Phoneと記載している。
電池パックはリチウムイオン電池で、容量は1680mAhとなっている。
スマートフォンの場合はCellular PhoneではなくSmart Phoneと記載するほか、電池パックの容量を考慮してもフィーチャーフォンになると推測できる。
米国の政府機関であるFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を受けるため、日本で利用できる周波数は基本的に特定できない。
しかし、FCCで認証を受けた周波数から国際ローミング用に対応する周波数の傾向は分かるため、販売元となる移動体通信事業者(MNO)を推測できる場合がある。
GSM方式には対応するが、GSM 850ではFCCで認証を受けていないため、GSM 850は非対応と考えられる。
GSM 850はNTT DOCOMo向けの端末では基本的に対応する傾向であるが、SoftBank Corp.向けの端末では非対応となることも少なくない傾向であるため、SoftBank Corp.向けのフィーチャーフォンと推測できる。
SoftBank Corp.が展開するSoftBankやY!mobileのラインナップで販売すると思われる。
スポンサーリンク